揖斐郡のこと

揖斐郡の概要(H17.10.01)
面積 875 q2
世帯 22,490
人口 74,540


 揖斐郡は、3町(揖斐川町、谷汲村、春日村、久瀬村、藤橋村、坂内村が合併し、「揖斐川町」となりました。)により構成されています。
 大部分が山間部であり、総面積に占める旧5村合計面積は86%に達します。
 逆に、総人口の約89%が3町(旧揖斐川町、大野町、池田町)に偏っています。(ぎふ県勢要覧2005より)
谷汲のお寺

谷汲山華厳寺
 西国33番満願霊場として知られる華厳寺。1200年の歴史をもつ天台宗の由緒あるお寺です。本尊である11面観音像をはじめ左の不動王、右の毘沙門天など、重要な文化財を数多く安置しています。
 歴史への旅ができるほかにも、桜の春、紅葉の秋と四季折々の表情を見せて参拝客を楽しませてくれます。

両界山横蔵寺
 伝教大師が自作の薬師如来を祠った横蔵寺。
 その如来像をはじめとし22体の国の重要文化財が安置され、その他にも多くの仏像や絵画・書籍を蔵しています。
 この文化の香り高い寺の別名は「美濃の正倉院」。古来の人々の技術や文化を知るために、また紅葉の時期に見られるような美しい四季の姿を求めて大勢の方が訪れます。
夜叉ヶ池伝説

 その昔、美濃の国神戸(ごうど)に郡司安八太夫という長者がいて、たくさんの田んぼを持っていました。
 ある年大変な日照りが続き、安八太夫をはじめ多くの村人たちは途方にくれていました。
 信心の厚い太夫はこれを救おうと毎日お宮にお参りして願をかけていました。ある日乾ききった田んぼで小さな蛇に出会いました。太夫はこの蛇にむかって「お前が雨を降らせてくれたならどんな願い事もかなえよう」と言いました。
 太夫が家に帰ると、不思議にも待ちに待った雨が降り出しました。雨は一日中降り続き、田んぼにもたっぷりの水がいきわたり、農作物は皆生き返り、村人たちはたいそう喜んだそうです。
 その喜びも束の間、翌日へびが山伏姿になって現れ、太夫の三人娘のうちの一人を嫁にと連れて揖斐川を上って行ってしまいました。
 泣きながらつけた紅、おしろい、水鏡に映った不憫な夜叉姫の面影を太夫は忘れることが出来ませんでした。
 こうしたことがあってから、日照りが続くと村人たちは、紅、おしろいを土産に、龍の池・夜叉ヶ池に捧げる慣わしとなり、現在でも語り継がれている。
霞間ヶ渓(かまがたに)・大津谷公園

霞間ヶ谷

 国の名勝・天然記念物・全国サクラ100選に指定された霞間ヶ渓の桜は、文字通り霞がかかったような雅やかな情景を誇っています。ここは、ヤマザクラ・シダレザクラ・ソメイヨシノなど多数の桜が群生する桜の楽園です。

大津谷公園
 
霞間ヶ渓の北に位置する渓谷沿いの爽やかな緑の公園です。桜の木がたくさん植えられているところで、春は花見客で賑わい、夏には多くのファミリーが集います。近くには古墳群が散在、茶畑(いび茶)も広がった池田町の独特の風景が楽しめます。
藤橋城

 見晴らしの良い高台にそびえ立つ藤橋村のシンボル、藤橋城。
 1階はプラネタリウムとなっていて、その夜に見ることのできる星空や天文現象をわかりやすく解説してもらえます。2階は回廊式のギャラリー(天文関係)、3階は村の歴史・文化の展示、さらに4階に登って行くと展望室となっていて、眼下に揖斐川を見渡すことができます。
プレイ・スポット

ゴルフ場

大垣カントリークラブ 揖斐川町にあるゴルフ場。全18ホール。
谷汲カントリークラブ 谷汲村にあるゴルフ場。全18ホール。
揖斐高原ゴルフ場 揖斐高原スキー場を使用。かなりアップダウン有。

スキー場
揖斐高原スキー場 旧久瀬村と旧坂内村にまたがるスキー場。
日坂、坂内、貝月の3つのゲレンデからなる。

夏はパラグライダー、ゴルフ場として活躍。
国見岳スキー場 旧春日村にあるスキー場。
穴場的存在だったが、最近は訪れる人は多い。
長者平スキー場 旧春日村にあるスキー場。規模小。
遊ランド坂内スキー場 旧坂内村にあるスキー場。
規模は小さいが、夏はグラススキーも楽しめる。


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